2025年 08月 26日
目黒雅叙園の思い出、そして「ありがとう雅叙園」
先日、私が所属する目黒法人会が主催する「ありがとう雅叙園」と題した小宴会に参加しました。
目黒雅叙園が9月末で営業を終了することを受け、別れを惜しむために企画されたものです。
長きにわたり目黒のシンボルとして愛されてきた雅叙園が閉館するというニュースは、とても寂しいものです。
多くの企業や団体の集まり、そして個人の高級ウェディングの会場として、たくさんの人々の思い出の舞台となってきました。
各団体の新年会、忘年会、総会、会議の大半は目黒雅叙園で行われ、「また雅叙園」というのが私たちの合言葉のようになっていました。
コロナ前はビュッフェ形式が多く、コロナ後は個々に配膳されるスタイルでした。20年くらいお世話になったところなので、沢山の思いが詰まっています。
目黒雅叙園の歴史と「百段階段」
目黒雅叙園の歴史は古く、元々は芝浦の料亭から始まり日本最初の総合結婚式場に発展し今日まで継続してきたと聞いています。その後、何度かオーナーチェンジを経て、現在は外国の投資会社が所有しているそうです。時代の流れとはいえ、身近な場所がこのような状況になっていることに、あらためて驚きを感じました。
雅叙園は、スタジオジブリの名作『千と千尋の神隠し』に登場する湯屋「油屋」のモデルの一つと言われていることでも有名です。絢爛豪華な装飾や、不思議な空間が、映画の世界観に重なる部分が多く、訪れるたびにその美しさに魅了されてきました。
宴会の前に、東京都の重要文化財に指定されている「百段階段」を見学する機会を設けて頂きました。今後どのような形で再開されるかはまだ未定なので、もしかしたら最後になるかもしれないと思い、一つひとつの部屋をじっくりと見て回りました。
専用エレベーターで100段階段入口へ
扉もさることながら内部の装飾も絢爛豪華です。重厚感があり、イニシャルコストが気になってしまいました。



エレベーターを降り靴を脱いで進むと100段階段が姿を現します。

百段階段は、99段の階段で構成され、途中途中に7つの部屋が連なっている構造になっています。階段廊下についての説明がありました。

- 「十畝の間」:天井や壁には菊池契月の「百花繚乱」が描かれ、格天井には草花の絵が描かれています。
- 「漁樵の間」:壁や天井に施された、精緻な彫刻と極彩色の装飾が目を引きます。
- 「草丘の間」:土佐光起や竹内栖鳳といった、名だたる日本画家たちの作品が展示されていました。
- 「静水の間」:床の間に滝の絵が描かれ、涼やかな雰囲気が漂います。
- 「星光の間」:孔雀の絵が描かれた天井が、神秘的な空間を演出します。
時代の移り変わりと雅叙園の未来
日本が多くの外国人にとって魅力的な投資先となる中で、雅叙園のような文化的な価値を持つ場所もまた、国際的な資本の対象になっていることを実感しました。
この「ありがとう雅叙園」という会に参加し、改めてこの場所が持つ歴史や文化の重みを再認識するとともに、時代の移り変わりを肌で感じました。
目黒雅叙園は9月で一旦その歴史に幕を閉じますが、どのような形で新たなスタートを切るのか、今後の動向を注意深く見守っていきたいと思います。
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